産学官連携開発の成果8年の月日をかけて完成させた産学官連携の集大成

「産学官連携」とは、大学をはじめとする教育研究機関で生み出された技術やノウハウを民間企業において産業化へ結びつける活動のこと。産業界・教育研究機関・国及び地方自治体の三者が共同してそれぞれのニーズのマッチングを図ることで、経済活動と社会貢献活動に貢献することを目的にしています。
ナノコンポジットWの開発および製品化は、当社と京都工芸繊維大学の木村教授、科学技術振興機構の三者の協力のもとで実現しました。

京都工芸繊維大学との連携

ナノコンポジットWは、京都工芸繊維大学の木村教授との共同開発により誕生しました。
「無機物と有機物を融合させた非常にユニークな材料であるナノコンポジットエマルション樹脂を利用しており、最先端の技術をビジネスに結びつけた産学連携の成功例と言えます。」(木村教授)
⇒詳しくは木村教授のインタビューをご覧ください。

科学技術振興機構との連携

独創的研究成果育成事業
本事業は、研究開発型企業が持っている新技術のコンセプトを、大学・研究機関との協力により、試作品としてモデル化したものです。その後、ビジネス化の実現に必要なデータを取得、科学技術振興機構からの委託を通じて、まったく新しい技術の実用化につなげました。(本開発は平成10年に採択されました)
研究成果最適移転事業
本事業は、大学・研究機関の研究成果の権利化のサポートや最適な育成プログラムを実施し、実用化の促進を図る取り組みです。科学技術振興機構は、優れた研究成果を企業などに技術移転して実用化をサポートし、経済や科学技術の発展に寄与することを目的としています。(本開発は平成15年に採択されました)
●京都工芸繊維大学
国立大学法人。バイオ、材料、情報、環境などの先端科学技術分野から造形・デザインまで、幅広い分野で、ものづくりを基盤とした「実学」を目指した個性ある教育研究を行っている。
●科学技術振興機構
文部科学省所管の独立行政法人。科学技術基本計画の中核的実施機関として、我が国のイノベーションの創出の源泉となる「知の創造」から「研究成果の社会・国民への還元」までを、総合的に推進している。

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