ちょっと得する塗料基本講座 ご存知ですか?塗料の選び方ひとつで外壁塗装後の汚れ方が違います。

塗料はあなたの家を守る大事なパートナーです。

  • 「家の外壁の汚れが気になる…」。
    そんな思いを抱いていながら、「わざわざ塗り替えるほどでもない」と、そのままにしておられる方も多いと思います。

    一般的に外壁の塗り替えは10年に一度ぐらいが目安と言われていますが、何もせずただ放置を続けていると、さまざまな問題が生じてきます。
    実は、塗料の役割は、「家を美しく見せる」ということもあるのですが、本当に大切なのは「家を守る」ことにあります。
  • 風雨・紫外線・排気ガスなど、汚染の原因となるさまざまな物質は、単に家を汚すことだけに問題があるわけではありません。外壁表面の塗装がはがれた状態、つまり直接紫外線にさらされる状態のまま放置しておいた場合、セメント自体の強度に影響が出てきます。トタンなど素材の薄いものに至っては、すぐに穴が開いてしまう危険性さえあるのです。家を塗り替えることは、見た目の美しさはもちろんのこと、家そのものを守ることにつながるのだと言えるでしょう。
  • そうなると重要になってくるのが、塗料の選び方です。最近では塗料技術の発展にともない、防カビ・防藻・吸音など、従来にはなかった機能が生まれ続けています。一口に塗料と言ってもその性能はさまざまなので、しっかりとした目を持ってご自身のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。例えば金銭面に関して言うと、1回の塗り替え費用は、一般的な住宅で通常平均75万円ほどかかります(※条件によって異なります)。長く美しさを保つことのできる塗料を選べば、塗り替えの回数も減らせるので、結局お得につながります。
  • 塗料の選び方を間違えると、塗装後の強度や仕上がりの美しさに大きく差が出てしまいますので、塗り替えに失敗しないためにも、塗料の選び方のポイントをしっかりおさえて正しく外壁を塗り替え、大切な家をぜひともお守りください。

POINT1外壁の種類、傷み具合に応じて選ぶ

塗料の選択を誤らないために、外壁の傷み具合を正しく把握しておくことが大前提です。まずはご自身の目で直接チェックしたうえで、業者にご相談いただき、外壁の種類(コンクリート系、窯業系など)と劣化状況(カビ、ひび割れなど)に応じて、最適な塗料をお選びください。

POINT2塗料の性能を知って選ぶ

塗料は使用されている樹脂の種類によって性能が決まります。耐候性の高い順にフッ素・シリコン・ウレタン・アクリルと続きますが、フッ素樹脂は汚れやすいという欠点もあるので、耐候性と汚れにくさのどちらも重視される場合は、両方を併せ持つシリコン系樹脂がお勧めです。

POINT3その他に気をつけたいこと

性能面(耐候性が高いかどうか)以外にも、塗装作業中の臭いは少ないか、塗装作業後はすぐに乾くかなども重要なポイントです。

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