ナノコンポジットWは、ナノテクノロジーにより 「汚れにくい」「色あせしにくい」など、 6つの機能を驚異的に向上させた まったく新しい水性高機能エコ塗料です。

塗装仕様

1. 新規塗装・改修塗装(コンクリート・モルタル素地)

テクスチャーをつける場合

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法  塗付量
(kg/u/回)
塗回数
(回)
塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

モルタル、PC、RC等の下地に付着しているレイタンス、土砂、ホコリ、油脂類は除去し、水分率5%以下(デジタル水分計)、pH10以下に管理する。欠け、不陸部分は樹脂モルタルであらかじめ補修する。

下塗り ナノコンポジットシーラーII 15kg 既調合 ハケ
ローラー
0.1〜0.2 75〜150 2h以上
下地調整材 ナノコンポジットフィラーN 16kg 1〜4
(希釈水)
マスチック
ローラー
0.8〜1.2  1 13〜20 16h
以上
上塗り ナノコンポジットW 15kg 4〜8
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.12〜0.18  2 42〜63 2h
以上
24h
以上

エフロレッセンスの発生が懸念される場合は、下塗りに「2液マイルドウォールシーラー」を塗装してください。


テクスチャーをつけない場合

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法 塗付量(kg/㎡/回) 塗回数(回) 塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

モルタル、PC、RC等の下地に付着しているレイタンス、土砂、ホコリ、油脂類は除去し、水分率5%以下(デジタル水分計)、pH10以下に管理する。欠け、不陸部分は樹脂モルタルであらかじめ補修する。

下塗り ナノコンポジットシーラーII 15kg 既調合 ハケ
ローラー
0.1〜0.2 1 75〜150 2h以上
上塗り ナノコンポジットW 15kg 4〜8
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.12〜0.18 2 42〜63 2h以上 24h以上

エフロレッセンスの発生が懸念される場合は、下塗りに「2液マイルドウォールシーラー」または「リフレッシュサフェーサーエポ」を塗装してください。
上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい不足となる可能性があるため、下塗りは「ナノコンポジット シーラーII 白」をご使用ください。



2. 改修塗装(複層仕上塗材、薄付け仕上塗材)

テクスチャーをつける場合

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法 塗付量(kg/㎡/回) 塗回数(回) 塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。

下塗り ナノコンポジットシーラーII 15kg 既調合 ハケ
ローラー
0.1〜0.2 1 75〜150 2h
以上
下地調整材 ナノコンポジットフィラーN 16kg 1〜4
(希釈水)
マスチックローラー 0.8〜1.2 1 13〜20 16h
以上
上塗り ナノコンポジットW 15kg 4〜8
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.12〜0.18 2 42〜63 2h
以上
24h
以上

旧塗膜の劣化が軽度な場合は、「ナノコンポジット シーラーII」は不要です。


テクスチャーをつけない場合

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法 塗付量(kg/㎡/回) 塗回数(回) 塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。

下地調整材 リフレッシュサフェーサーエポ 16kg 3〜5
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.2〜0.5 1 32〜80 3h
以上
4〜6
(希釈水)
エアレス 0.3〜0.5 32〜53
上塗り ナノコンポジットW 15kg 4〜8
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.12〜0.18 2 42〜63 2h
以上
24h
以上

旧塗膜の劣化が軽度な場合は、「リフレッシュサフェーサーエポ」のかわりに「ナノコンポジット シーラーII」も使用可能です。ただし、リシンには不適ですので、「リフレッシュサフェーサーエポ」を推奨します。
上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい不足となる可能性があるため、下塗りは「ナノコンポジット シーラーII 白」をご使用ください。
「ナノコンポジット シーラーII」を使用する場合で、上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい不足となる可能性があるため、下塗りは「ナノコンポジット シーラーII 白」をご使用ください。



3. 改修塗装(窯業系サイディングボード)※テクスチャーは変えられません。

旧塗膜の劣化が著しい場合

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法 塗付量(kg/㎡/回) 塗回数(回) 塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。

下地調整材 リフレッシュサフェーサーエポ 16kg 3〜5
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.2〜0.5 1 32〜80 3h
以上
4〜6
(希釈水)
エアレス 0.3〜0.5 32〜53
上塗り ナノコンポジットW 15kg 4〜8
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.12〜0.18 2 42〜63 2h
以上
24h
以上

光触媒・無機・フッ素系のものがコーティングされた基材や経年劣化していない基材には付着しない場合がありますので、付着性を確認の上、施工してください。
旧塗膜の劣化が軽度な場合は、「リフレッシュサフェーサーエポ」のかわりに「ナノコンポジット シーラーII」も使用可能です。
「ナノコンポジット シーラーII」を使用する場合で、上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい不足となる可能性があるため、下塗りは「ナノコンポジット シーラーII 白」をご使用ください。



4. 改修塗装(金属系サイディングボード)

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法 塗付量(kg/㎡/回) 塗回数(回) 塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

さびの発生が進行していたり、割れ、はがれ等のある場合は、3種ケレンによりさびや死膜を除去する。

下塗り 水系ハイエポン
主剤 9kg 硬化剤 6kg
5〜7
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.16〜0.18 1 83〜94 16h以上
7日以内
上塗り ナノコンポジットW
15kg
4〜8
(希釈水)
ハケ
ローラー
0.12〜0.18 2 42〜63 2h
以上
24h
以上

光触媒・無機・フッ素系のものがコーティングされた基材や経年劣化していない基材には付着しない場合がありますので、付着性を確認の上、施工してください。
別途「エポックマイルド#2000」も使用可能です。
※上塗りの色によっては3回塗装が必要な場合があります。



5. その他の下塗り材

エフロレッセンスの発生が懸念される場合(2液マイルドウォールシーラーは溶剤系の塗料となります)

工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法 塗付量(kg/㎡/回) 塗回数(回) 塗面積(㎡/セット) 塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
下塗り 2液マイルドウォールシーラー 主剤 10kg 硬化剤 1kg 既調合 ハケ
ローラー
エアレス
0.1〜0.15 1 73〜110 5h以上
7日以内

シーラーの吸い込みが激しい場合は、再度全面にシーラーを塗装してください。



天端用保護クリヤー
工程 使用塗料 希釈率
(%)
塗装方法  塗付量
(kg/u/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地
調整

天端部に施工したナノコンポジットWの塗膜を洗浄な面にする。

下塗り ナノコンポジットW
天端用保護クリヤー15kg
ハケ
ローラー
0.08〜0.12  2 63〜94 1h以上 - 24h以上

天端用保護クリヤーは、ナノコンポジットエマルションではありません。従って汚染性能には差が生じます。


【塗装仕様上の注意事項】

雨水が集中して流れる箇所は(躯体を保護するために)、あらかじめ「ナノコンポジット シーラーII」でタッチアップしてください。
軒天、上裏など水廻りが予想される場所にはナノコンポジットフィラーNを塗装しないでください。 クラック、剥離の原因となりますのでシーラー+上塗り(2回塗り)で仕上げてください。
塗付量に希釈水は含まれていません。塗付量は条件により増減します。
下地のテクスチャーパターンにより、上塗り3回塗りを必要とする場合があります
シーラーの吸い込みが激しい場合は、再度全面にシーラーを塗装してください。
旧塗膜が弾性塗材で爪で押して弾性が残っている場合は塗装を避けてください。


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